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ああ、四谷怪談 [鑑賞]

先日は姉と渋谷のシアターコクーンにて、コクーン歌舞伎「四谷怪談」を楽しんできました。

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不思議な「四谷怪談」でした。

劇場に入っていくと、舞台に立っていたのは仁王像。

アコーディオンや管楽器が奏でる音が下座音楽の代わりで、舞台の始まりは江戸と現代がごちゃまぜの世界でした。

芝居の随所に現代の世界が入り込み、日本の悲しきサラリーマンが、時には黒子の役割をしながら舞台を通り抜けていきます。

「四谷怪談」と言えば、その名が示すとおり怪談で、お岩さんの顔面が崩れ、幽霊となり、その幽霊により伊右衛門が壊れていく様が、それはもう恐ろしいのですが、今回の舞台では、ああ四谷怪談は「仮名手本忠臣蔵」のサイドストーリーとして描かれていたんだったよなと、ふと思い出しました。
「きゃあ~」という怖さはじぇんじぇんなかったかな?

#ということで、これからご覧になる方は、四谷怪談の人間関係を予習または復習しておいた方が理解が深まると思うわ!!

仮名手本忠臣蔵は、最後は討ち入りをきめて「めでたしめでたし」だけど、討ち入りという美談の影には苦しい生活があった。
「主君の無念を晴らす!!」と理想に燃えていた人たちばかりではなかっただろうし。

○○のために、そう呪文のように唱えながらも、「理想」という文字では片づけられない想いを背負いながら生きてるんだよな。
日本のサラリーマンもきっとね。

てか、やっぱりお岩さんは若くてきれいな役者さんがいいよ~。その方が、お岩さん幽霊の凄味が増すってもんでね。

七之助ちゃんの出番も少なかったし、個人的には物足りなかったわ (;_;)

でも、それもこれも勘九郎ちゃんの美しいお尻で相殺!! ってことで(^^) 。


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エターナルチカマツ ~ 近松門左衛門「心中天網島」より [鑑賞]

先週の日曜日、久しぶりに姉と二人で、深津絵里さん、七之助さん W 主演の「エターナルチカマツ」というお芝居を観劇しました。

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<ストーリー>
ほんのちょっと、15分だけの恋のはずだった。
止むに止まれぬ事情から、売春婦になったハル(夫と子供あり)。
割り切って始めた商売だが、 足繁く通うジロウ(こちらも妻子持ち・現在失業中)と命懸けの恋に落ちる。
周囲の反対を押し切ってこの恋を全うすることが出来ないと諦め、
ハルはジロウに愛想尽かしをしたふりをして心ならずもジロウと別れる。
自暴自棄になって街をさまよっていたハルは、かつて遊女の涙で溢れたという
蜆川(曽根崎川)のあった場所で、ハルと同じ境遇にある、
妻も子供もいる紙屋治兵衛と命懸けの恋をしている遊女小春と出会い、
近松門左衛門の江戸の世界、古い古い恋の物語に引きこまれていく。 

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歌舞伎を現代風にアレンジしてみたり、現代の素材を歌舞伎に仕立ててみたり、そんな試みはたくさんありますが、このお芝居は歌舞伎 (心中天網島) の中にトリップして江戸と現代を結びつけるという、不思議で幻想的な体験をさせてくれました。

「たったそれだけの理由で死ぬのか?」と問えば、「この世は苦しみながら生きていくほど価値あるものなのか?」と聞き返される。それは今も昔も変わらず、やっぱりこの世は生きづらい。

だけど、近松門左衛門の心中天網島で生きる女性、小春とおさんは共に魅力的で、特におさんは、夫の浮気相手である小春の命を救うために自分の着物まで売るという、女性の鏡の中の鏡と言うべき女性でした。

そんな過去に生きる女性たちを見て、深津絵里さん演じるハルはこの世に生きる希望を見いだしていくのですが、実は過去にタイムトリップさせたのは.... (ここからは内緒)。

このお芝居では七之助さんが男役で出演されるということだったのに、七之助さんはずっと遊女小春役。
いつになったら男役になるんだろう?とハラハラ (?) しながら見ていると、XXXXXXXX (ここも内緒にしておこう) 「ほう」という展開でございました。

七之助ちゃん、現代の衣装でも違和感なし。しゅっとしてかっこよかったな。うっとり。
しかも、遊女役では深津絵里さんより美しかった (^^)

この作品は、故勘三郎と演出家デヴィッド・ルヴォー氏と約束がもとで実現したものだそうです。
死してなお、夢を実現させた勘三郎さんという人って、やっぱりすごい人なんだわ。執念だね~。

エターナルチカマツ、エターナルカンザブロウ。

時を経ても変わらず、その精神は受け継がれていきますように。


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歌舞伎版ワンピース [鑑賞]

先週の日曜日、姉、姪と一緒に、新橋演舞場に出かけました。
目的は歌舞伎版「ワンピース」を見ること。
姉が行きたいと言うもんだから、てっきり漫画「ワンピース」のファンなのかと思いきや、全くの初心者。
そういう私も、「ワンピース」なんて読んだことないので、内容がわかるかしら?と一抹の不安を覚えつつ、劇場に向かったのでした。

ちょっと老けたルフィ役は、じゃーん。猿之助さん。

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定式幕もワンピース仕様になっていたし、客層も劇場のムードも、なんとなくいつもと違う感じがしました。

「弁当売ってるよ。弁当、食べるの?」なんて普段聞かれない会話もちらほら。

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ワンピースを全く知らない私が、歌舞伎版「ワンピース」を楽しめるのか?
結論から言うと、めっちゃ楽しかった~

登場人物の皆様とは「初めまして」だし、「ワンピース」が何を意味するのか、ルフィが被っている麦わら帽子は何なのか?などなど、この日初めて知ったことばかりなんだけど、もう極上のエンターテイメントに仕上がっていました。

あっ、ルフィの手が、なぜあんなにびよーんって伸びるのかもわかりましたよ (^^)

あの手を伸ばすところを歌舞伎でどうやって表現するんだろう?と思っていましたが、なんと歌舞伎ならではの人海戦術で伸ばしていました (笑)

もちろんデジタル映像を駆使したり、舞台の一部でプロジェクションマッピングを使ったりと、現代の映像技術をうまく取り入れた、驚きの演出も多数あり、最初から最後まで全く飽きることはありませんでした。

他にも、猿之助の早変わりもすばらしかったし、市川右近の「白ひげ」は、なんとなく弁慶っぽかったし、随所に、やっぱり歌舞伎だなあって思わせるところがあり、伝統芸能と現代劇が不思議なほど違和感なく混ざり合っていました。

今回最大の収穫は、坂東巳之助さんが意外に芸達者であることと、市川隼人君がめちゃめちゃ格好いいことを発見したことかな (^^)
すっかりファンになっちゃいました。

そしてパンフレットを見ていると、なぜか、七之助と勘九郎の名前があってびっくり。
最初のナレーションを二人が昼夜交代でやっているのだとか。
お二人もワンピースに出たかったのかしら?
出るとしたら、七之助ちゃんは絶世の美女と言われるハンコックかな?
勘九郎ちゃんは、やっぱりルフィ?

「ワンピース」ファンの方は、ストーリーや世界観が違うとか、まあいろいろ言いたいこともおありでしょう(多分)。
歌舞伎ファンの方の中には、あんなの歌舞伎じゃねえと言う方もいらっしゃるかもしれません。

でもまあまあ、そこはそれで置いといて、あの楽しい時間と空間を手放しで、なーんにも考えずに楽しめばいいんじゃないかしらね。
その方が人生、お得!!

あまりにも楽しかったので、来春の大阪公演に行こうかと企んでいる今日この頃です。

あっ、うまく撮れていないけど、弁当もワンピース仕様でした。

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「歌舞伎NEXT 阿弖流為(アテルイ)」を観る [鑑賞]

もう10日ほど前になりますが、姉とともに新橋演舞場で 「歌舞伎NEXT 阿弖流為」を鑑賞しました。

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「歌舞伎NEXT 阿弖流為」は13 年前上演された「劇団☆新感線」の公演「アテルイ」を歌舞伎化したもの。

お恥ずかしながら、染五郎さん演じる「阿弖流為」は、架空の人物だと思っていましたが、実在した蝦夷の軍事指導者だったんですね。

蝦夷(えみし)を征伐する征夷大将軍、坂之上田村麻呂は勘九郎さん。

美しき鳥烏帽子と阿弖流為の恋人・鈴鹿の二役は、七之助さん。

この3人を軸とする美しくテンポの良い舞台で、夏の暑さを忘れることができる爽やかな数時間を堪能することができました。

両花道で、勘九郎さんと染五郎さんが対峙するシーンでは、右を見たり左を見たりと首を忙しく動かしているうちに、いつの間にか首が回るようになっちゃったし (^^;;)

普段は独りで映画やお芝居を観るのも平気、むしろその方が気が楽で好きなんですが、今回ばかりは、大好きな姉と一緒に夢のような時間を共有できたことに感謝です。

それにしても七之助さん、相変わらず、ため息が出るほどお綺麗。
女形は白塗りではなく薄化粧だったので、どうしても「男性が化粧をした」感じにしか見えない役者さんが多いなか、七之助さんだけは「きれいな女性」にしか見えなかった。
七之助さん演じる女性は、美しいだけじゃないんですよね。強さや凄みが見え隠れして、もしかして七之助さんの理想の女性はそういう人なのかしら?だとしたら、七之助さんの結婚は難しいわね (^^;;)

史実では、阿弖流為が処刑されたと聞いた田村麻呂が涙を流したとか。
軍を率いるものとして、2人の中に通じるものがあったのかもしれません。
きっと、常に先頭を走らなければならない染五郎さんと勘九郎さんも、同じような思いを持っているんだろうな。

今回の観劇は姪っ子は欠席。
姪っ子は「正統派の歌舞伎」しか見たくないのだそう。
まったく、まだ20代なのに頭の固い年よりみたいなことを言いよります。

勘三郎さんが言っていたように、「大丈夫! 歌舞伎役者がやりゃあ、歌舞伎になるんだから!!」 なんだよ。

様式美、調和、かぶき方、そんなものが当然のように身についている歌舞伎役者が、そのオーラをまとって芝居をすれば、なんだって歌舞伎になる。歌舞伎にしかならない。それが歌舞伎役者であり歌舞伎であるということを、姪っ子にもいつか分かって欲しいな。

8月の歌舞伎はお休みして、次回は9月の赤坂歌舞伎。それまで夏バテせずにがんばろう (すでにバテてますが)。

その前に、福山雅治の野外コンサートがあるんだけど、体もつかな?


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寿初春大歌舞伎 [鑑賞]

冬晴れの日曜日は絶好の歌舞伎日和。

今回も姉と姪を伴って、 「寿初春大歌舞伎」の見物です。

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昼の部の演目
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祇園祭礼信仰記
金閣寺(きんかくじ)

蜘蛛の拍子舞(くものひょうしまい)
花山院空御所の場

一本刀土俵入(いっぽんがたなどひょういり)

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七之助さん演じる、金閣寺の雪姫は、両手を縛られながらの美しい所作を要求される難しい役どころ。
それでいて、桜舞い散る中、このまま桜の精となって消えてしまうんじゃないかと思うほど、可憐で美しかった。

一方、白拍子となって現れた女郎蜘蛛の精を演じた玉三郎さんは、強いオーラを背負った妖艶さでした。

七之助さんも、経験と年月を経て、円熟味が増し、玉三郎さんのような役者さんになってほしいと思っているのは私だけじゃないはずですよね。

「一本刀土俵入」は、そのタイトルが意味していることが最後にわかり、一応ハッピーエンドながら、ちょっとしんみりした気持ちになっちゃいました。

それにしても、女郎蜘蛛って、どうして妖怪にされちゃうのかしら?
天城峠にも女郎蜘蛛の伝説があるし、妖怪ウォッチにも女郎蜘蛛の精が出てくるらしい (ってほんと?)。
鮮やかな色彩を持つ女郎蜘蛛は、私のお気に入りの蜘蛛で、庭に住んでいた時は、確か、チャーリーという名前を付けていたくらいなんですけどね。

さて、私が歌舞伎を楽しんでいる間、ダンナとけいはお留守番。

多分、こんな風に、二人でお茶を楽しんでいたはず (^^) たまには、水入らずでね。

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そうそう。ある日、突然、けいが馬肉を食べなくなったお話の結末。。。

偽妊娠が終わっても、相変わらず、馬肉は食べませんでした。

でも湯通しして、天日干しにすると、匂いが消えるからか、食べてくれました。

基本的に肉類は生で食べてもらいたいけど、捨ててしまうと、お肉になってくれたお馬さんに申し訳ないので、冷蔵庫にある分は、天日干しにしたものを食べてもらうことにします。

まったく世話のかかる娘で困りますわ (笑)

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小さな芝居小屋にて [鑑賞]

11月16日、めずらしくダンナと 2 人で、 「アトリエ第七秘密基地」という小さな劇場に足を運びました。

キャパ50人くらいで、お隣の人と膝がふれあい、気を付けていなければ梁に頭をぶつけるほどの本当に小さな芝居小屋で、それだけで、なんだか初体験のワクワク感を味わうことができました。

目的は、ブログで親しくさせていただいている mayumi さんがご出演されるお芝居を観ること。

演目は、「楽屋~流れ去るものはやがてなつかしき~」。

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チェーホフの「かもめ」を上演している劇場の楽屋が舞台となっています。

登場人物は女優A、女優B、女優C、女優D。

実はこの女優Aと女優Bは、楽屋に住みついている元女優の幽霊。
いつ出番がきてもいいように、懸命にお化粧をしていますが、当然出番あありません。
生前もプロンプターという、役者にセリフを伝える役割を担っていました。

そして mayumi さんが演じたのは、「かもめ」のニーナを演じている女優 C。
本人はいたって冷静とおっしゃっていましたが、冷静とは正反対の感情をぶつけまくり、卒倒しちゃうんじゃないかと、ハラハラしてしまいました。
あれが演技とは、さすがです!!

女優 D は、病気で入院していましたが、役を譲れと女優 C に詰め寄ります。
演者さんは声優さんみたいで、とてもかわいらしい方。

上演時間1時間半ほどの短いお芝居でしたが、女優A、B、C、D、そしてその演者さんたちの想念がギュッと凝縮された充実したお芝居でした。

実は、「女優Aと女優Bが幽霊だった」ということに気付いたのは、お恥ずかしながら物語がほぼ終わろうとしているところで、早くから気付いていたら、また違った見方ができたのかもしれません。

なんだかね、幽霊になっても執着したいもの、消しても浮かび続けるシミのような執念があるということは、おもりを背負って生きているようで、つらくて大変なことなのかもしれないけど、そういうものがない私にとっては、うらやましくもありました。

志なかばでこの世を去ってしまった女優AとBのように、成功していたとはいえ、本人的には志なかばにまで到達していなかった勘三郎さんも、夜な夜な、歌舞伎座の楽屋に現れたりしてるのでしょうか?

そしたら、ちょっと覗いてみたいな (^^)

劇場には、mayumi さんのご主人、息子さんも来られていて、上演後に mayumi さんの傍らで微笑むご主人が印象的でした!!

素敵な時間をありがとうございました!!


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十月大歌舞伎 [鑑賞]

久しぶりの歌舞伎ネタ。

もう2週間前になりますが、いつものように姉と姪っ子を伴って歌舞伎座へ。

10月は、十七世、十八世中村勘三郎の追善公演がありました。

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時は経ても、12月の寒い朝、めざましテレビで勘三郎さんの訃報を聞いた時の衝撃は忘れられず、今でもうるっとしてしまいますが、勘三郎さんが残した足跡を見聞きするたび、その存在の大きさを実感しています。

市川海老蔵さんと中村獅童さんが主催する六本木歌舞伎は、勘三郎さんが生前、海老蔵さんに語った「新作をやるなら、最後は地球を投げるぐらいのことをやってほしい」という言葉がきっかけだと聞き、勘三郎さん、いろんなところに日々出没してるんだろうな~、なんて思っています。

この公演で見たのは昼の部。

「伊勢音頭恋寝刃」では、94歳の最年長のお弟子さん、小山三さんもセリフ付きで出演されていましたが、セリフがすぐに出てこない瞬間があるようで、さすがに年を感じずにはいられませんでした。

それでも、長きにわたり中村屋を見守り続けて、今なお、しゃきしゃきと舞台に立つご様子を見ると、年だなんだと自分に言い訳しちゃいかんなー、と反省した次第です。

この演目、万野役の玉三郎さんの意地悪ブリが徹底していて、めちゃめちゃ面白かったわ。

勘九郎さんの、優しさ → 強さの変化も素敵だった。


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真田十勇士 (青山劇場) [鑑賞]

なんだかひどく気持ちが落ち込むわ....(涙)
冬になると鬱が多くなるといいますが、もしかしてこれ?
こんな時は、会話の最後に「私もがんばるわ!!」と思える友人とダラダラとおしゃべりしていたい。
神戸の友達に電話しようかな?

さて気分を変えて、先週のこと、姉と二人で青山劇場に「真田十勇士」を観にいきました。

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真田十勇士とは、戦国時代末期から江戸時代初期にかけての武将・真田信繁(真田幸村)に仕えたとされる、10人の家臣のこと。伝承上の架空の人物といえるが、歴史的な由来を持つ人物もいる (ウィキペディアより)

その十勇士の一人、猿飛佐助を中村勘九郎さん、雲隠才蔵を松坂桃李さんが演じていました。

他にも、比嘉愛未、福士誠治、中村 蒼、 高橋光臣、村井良大、鈴木伸之、青木 健、駿河太郎、 石垣佑磨、加藤和樹、音尾琢真、加藤雅也、真矢みきと、豪華絢爛なキャスティングで、とにかく面白いの一言。

好き好き。こういう派手な舞台は私の大好物です。

舞台上の装置があっちこっちに動く中、大勢の役者が縦横無尽に駆け巡りながらの殺陣は最高に見応えがあったし、何よりも何よりも、桃李君が桃李君がめっちゃ美しかったのだわ (ハート)。完全に桃李君に惚れちまったのです。私...

まっ、とかなんとかいいながら、やはり勘九郎さんの切れのある演技は、他の役者さんの追随を許さないくらいすばらしく、改めて勘九郎という役者の身体能力の高さを実感しました (^^)

終わり方も好きだだな。爽やかな感じで。

十勇士全員が死ぬのか?そうだよね。豊臣側についたわけだし、真田幸村が死んだら十勇士もそうなるよね。。。。

ちょっとがっくりと思いきや.......いやいや愉快でごじゃったよ。

ああ、舞台のことを思い出したら、ちょっと上を向いてきた。

落ち込まずにがんばろうっと。


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12月の歌舞伎座で思うこと [鑑賞]

先週の土曜日、姉と姪っ子と一緒に歌舞伎座へ。

11月は仮名手本忠臣蔵の昼の部を観劇したので、12月は夜の部を観劇。

長丁場でございました。16時半開演、終了したのが 21時5分。

でも歌舞伎というものは、いかに美しく見せるか、いかに観客を喜ばせるかを第一に考えられた芝居。
全く飽きることなく、贅沢な時の流れに身を任せ、存分に楽しむことができました。
途中で眠くなることはあるんですよ (笑)。あの空気感が気持ちよく、ふわ~として気づけば場面が変わっていたなんてことは多々あるけれど、それはそれでよし!!だって歌舞伎だもん。

今回は女房おかるを七之助、遊女おかるを玉三郎が演じていました。

七之助さんのおかるは、清楚で初々しく胸がキュンとする美しさがあり、玉三郎さんのおかるは、(当然ながら) 円熟味があり妖艶、なのにキュートでとても魅力的でした。

七之助さんも、いつかは玉三郎さんみたいな役者さんになって欲しい。

さてこの日、12月5日に亡くなった勘三郎さんの特集がTVで放映されました。
本当に壮絶な戦いだったんですね。

勘三郎さんのように病と真っ向から戦う人もいる。

樹木希林さんのように病と上手に付き合っていく人もいる。

これはもう、生き方の問題なのだと思う。

どちらもすべてを受け止め、強い意志と覚悟がなければできないこと。

樹木希林さんがおっしゃっているように、病気は「今まで自分がやってきたこと、食べたもの、飲んだもの結果である」ことは確か。
ならば、病気にならないような生活習慣を身に着けるとともに、何がおきても受け入れられる強さを育てたい、そんな風に思う今日この頃です。


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「さらば八月の大地」を観る [鑑賞]

11/22(金)、姉と一緒に新橋演舞場にて「さらば八月の大地」を観ました。

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★あらすじ★
一九四四年、満州映画協会 撮影所。助監督の張凌風(中村勘九郎)と撮影助手の池田五郎(今井翼)は厚い友情を築き、いつか二人で映画を撮ることを夢見ている。だが、初の主演映画に 意気込む中国人女優陳美雨(檀れい)、満州の人に喜ばれる映画作りを標榜する理事長高村國雄(木場勝己)など、映画への志を持つ満映の仲間たちも次第に戦 争の混乱に巻き込まれていく…。

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満州に作られた満州映画撮影所 (満映) でのお話。

もちろん私のお目当ては勘九郎さんだけど、ジャニーズの今井翼君目当てに、若いお客さんでにぎわっているのかと思いきや、意外に年齢層が高くて驚きました。

舞台は、笑いあり涙ありの飽きさせない軽快なテンポで流れていき、感動的なシーンで締め。
最後は頬を伝うものがありましたが、満映の中国人と日本人の友情という点では、やはり違和感がぬぐえませんでした。

満映の中国人と日本人との差は、給料のみならず、白米と玄米、支給される服にも歴然たる違いがありました。
日本人は中国人のことを満人と呼び、差別意識もあったでしょうから、同じ志を持つとはいえ、満映の仲間たちの友情というのは、日本人側からみた美談でしかないのではないか?と思いました。

現に、中国映画博物館には満映のコーナーは小さく片隅にあるといいます。
中国にとっては、満映は葬りさりたい事実なのでしょう。

まあ、今の日中関係を思えば、いろいろ考えるところはありまする。

いよいよ来月は、仮名手本忠臣蔵の後半。こちらも楽しみ!!


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